シュールストレミングはどんな匂い?世界一臭い缶詰の数値と味を徹底解剖

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シュールストレミングはどんな匂い?世界一臭い缶詰の数値と味を徹底解剖
シュールストレミングはどんな匂い?世界一臭い缶詰の数値と味を徹底解剖
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🎵 シュールストレミングはどんな匂い?世界一臭い缶詰の数値と味を徹底解剖

SNSの動画企画やバラエティ番組の罰ゲームでおなじみとなった北欧の缶詰「シュールストレミング」。開封した瞬間に悶絶する挑戦者たちの姿を見て、「一体どんな匂いがするのか」「なぜそこまで強烈な悪臭を放つのか」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

「世界一臭い食べ物」として悪名高いシュールストレミングですが、その正体は北欧スウェーデンで何百年も受け継がれてきた由緒ある伝統発酵食品です。この記事では、生ゴミや下水にも例えられる強烈な匂いのメカニズムから、くさややドリアンを圧倒する科学的な臭さの数値、安全な開け方、そして現地流の美味しい食べ方まで、その実態を余すところなく徹底解説します。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
  • 要点1:匂いは「真夏の生ゴミと下水、古びた魚の内臓が混ざり合った刺激臭」に例えられ、缶内での継続発酵が生み出す硫化水素や酪酸が原因。
  • 要点2:臭気測定器(アラバスター)の数値は約8,070 Auを記録し、日本のくさや(約1,267 Au)やドリアン(約490 Au)を桁違いに凌駕する。
  • 要点3:室内開缶は厳禁であり「水中で開ける」のが鉄則。正しく調理すれば濃厚な旨味を持つアンチョビのような極上食材に変化する。

【匂いの正体】シュールストレミングはどんな匂い?代表的な例えと悪臭の原因

シュールストレミングを開封した瞬間に広がる悪臭は、人間の嗅覚に強烈な警戒アラートを鳴らします。実際に体験した人々による匂いの例えとして代表的なものには、以下のような表現が挙げられます。

  • 真夏の炎天下に数日間放置された生ゴミの汁
  • 濃縮された下水管のヘドロとアンモニアの混合臭
  • 長期間洗っていない湿った靴下と古びたチーズの腐敗臭
  • 強烈なプロパンガス漏れのような刺激臭

なぜここまで凄まじい匂いになるのでしょうか。最大の理由は、シュールストレミングがスウェーデン伝統の発酵ニシンであり、一般的な缶詰と異なり「加熱殺菌処理」が施されていない点にあります。

春に獲れた新鮮なバルト海沿岸のニシン(ストレミング)を薄い塩水に漬け、樽の中で一次発酵させた後、発酵が止まっていない生きた状態のまま缶に密閉します。すると缶の中で「ハロアナエロビウム」と呼ばれる嫌気性細菌が活動を続け、硫化水素(腐った卵の臭い)酪酸(腐敗したバターや足の臭い)プロピオン酸(刺激的な酸臭)酢酸といった強烈な揮発性ガスを大量に生成し続けます。これらが缶内に高圧で凝縮されることが、世界一臭い缶詰と呼ばれる最大の科学的理由です。

【臭さの科学的比較】アラバスター測定値と臭気指数ランキングの圧倒的衝撃

シュールストレミングの臭さは、単なる感覚的な大げさな表現ではなく、科学的な測定器のデータによっても証明されています。におい測定器(アラバスター)による測定値(単位:Au)の比較ランキングを見ると、その規格外の数値が一目瞭然です。

  • シュールストレミング(スウェーデン):約8,070 Au
  • ホンオフェ(韓国・発酵ガンギエイ):約6,230 Au
  • エピキュアーチーズ(ニュージーランド):約1,870 Au
  • くさや(日本・焼き立て):約1,267 Au
  • ドリアン(東南アジア・果物の王様):約490 Au
  • 納豆(日本):約452 Au

日本を代表する強烈な発酵食品である「くさや」と比較すると約6.3倍、独特の香りでホテル持ち込みが禁止されることも多い「ドリアン」と比較すると実に16倍以上の数値を叩き出しています。アジア圏で最強クラスの悪臭とされる韓国のホンオフェすらも抑え、世界の臭気指数ランキングにおいて不動の首位に君臨し続けています。

【航空各社が警戒】シュールストレミングが飛行機持ち込み禁止とされる理由

シュールストレミングは、単に「臭いから迷惑」というマナー上の理由だけでなく、航空保安上の危険物として主要な航空会社(エールフランス、ブリティッシュ・エアウェイズ、スカンジナビア航空など)で手荷物・受託手荷物ともに飛行機への持ち込みが禁止されています。

その理由は、缶の中で発酵ガスが発生し続けているため、缶自体がパンパンに膨張している点にあります。飛行機の上空では気圧が低下するため、気圧差に耐えきれなくなった缶が上空で破裂・爆発するリスクがあるためです。

万が一、貨物室や機内で破裂した場合、強烈な腐敗ガスと魚汁が機内に充満し、換気が困難なフライト環境では乗客のパニックや健康被害、さらにはシートや機材の汚染による莫大な損害賠償問題へと発展しかねません。

【事故を防ぐ開け方】シュールストレミングは「水中」で開けるのが鉄則

もし日本国内でシュールストレミングを入手し、実際に開ける機会がある場合は、事前の準備を怠ると取り返しのつかない大事故につながります。缶内部は発酵ガスによって高圧状態になっているため、一般的な缶詰のように室内でプルトップや缶切りを使うと、発酵液が勢いよく四方八方に噴射します。

安全に開封するための唯一の正解は、「屋外での水中開缶」です。

  1. 屋外の風通しの良い広い場所を確保する(ベランダや室内は厳禁)。
  2. バケツにたっぷりの水を張り、缶を完全に水没させる。
  3. 水中に缶を沈めた状態で缶切りを差し込み、最初のガスを抜く。
  4. プシューというガス抜けがおさまり、汁の噴出が止まったら水から引き上げてフタを開ける。

また、開封作業時は汚れても捨てられるレインコートやゴム手袋、保護メガネの着用を推奨します。

万が一、衣類に発酵汁が付着してしまった場合、通常の洗濯洗剤だけで臭いを落とすのはほぼ不可能です。シュールストレミングの匂い消しには、まず大量の水で汁を洗い流した後、酸素系漂白剤や重曹を溶かしたぬるま湯に長時間のつけ置きを行い、さらにアルカリ性・酸性の両面から中和洗浄を繰り返す必要があります。それでも繊維の奥まで染み込んだ臭気は完全には消えないケースが多く、最悪の場合は衣服を廃棄処分せざるを得ません。

【実際の味と感想】罰ゲームだけではない?本場スウェーデンの伝統的な食べ方レシピ

メディアでは「罰ゲームの道具」として扱われるシュールストレミングですが、現地のスウェーデン人からは「正しく食べれば非常に奥深い珍味である」と愛されています。気になる味の感想としては、強烈な塩分と、熟成によって生成されたアミノ酸由来の非常に濃厚な旨味(凝縮されたアンチョビに近い味わい)を持っています。

そのまま丸ごと口に放り込むのは現地でもあり得ない食べ方です。スウェーデン北部で親しまれている伝統的な食べ方レシピは以下の通りです。

  • 薄焼きパン(トゥンブレード):土台となる北欧のフラットブレッド。
  • バター:パンにたっぷりと厚めに塗り、塩気と刺激をまろやかに包み込む。
  • 茹でたジャガイモ:角切りやスライスにして敷き詰める(マンデルポテトが定番)。
  • 刻んだ赤玉ねぎ:シャキシャキとした食感と辛味のアクセント。
  • サワークリーム(グレッディル):酸味と乳脂肪分で魚の生臭さをマスキングする。
  • シュールストレミング:皮や骨、内臓を丁寧に取り除き、身を細かく刻んで少量だけのせる。

これらをサンドイッチのように巻いて食べると、魚の濃厚な塩気と旨味が、ジャガイモの甘みやサワークリームのまろやかさと調和し、北欧の蒸留酒「アクアビット」や冷えたビールに抜群に合う極上のアペタイザーへと変化します。

【ネットの反応と罰ゲーム】YouTubeやSNSで拡散した過激なリアクションの功罪

YouTubeの黎明期から現在に至るまで、シュールストレミングはインフルエンサーによる「開封チャレンジ動画」の定番ネタとして消費されてきました。ネット上では「兵器レベルの異臭」「匂いを嗅いだだけで嘔吐した」「部屋が半年間ゴミ屋敷の匂いになった」といった阿鼻叫喚の反応が数多く投稿されています。

しかし、こうした過激なリアクション動画の多くは、換気の悪い室内で不用意に開けたり、下処理もせずに魚の塊を丸ごと口に放り込んだりした結果です。現地スウェーデンでは毎年8月の第3木曜日に「シュールストレミングの解禁日(Surströmmingspremiären)」が祝われ、夏の終わりの風物詩として屋外パーティーで仲間と楽しく食す文化が根付いています。

エンタメとしての面白さの裏で、異国の食文化に対するリスペクトと正しい知識を持つことが、過剰なトラブルを防ぐ鍵となります。

【シュールストレミングの匂いと実態】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:シュールストレミングの匂いは部屋につくと何日くらい残りますか?
A1:室内の壁紙やカーテン、カーペットに発酵液やガスが付着した場合、換気を続けても数週間から最長で数ヶ月間匂いが残り続けることがあります。消臭スプレー程度では太刀打ちできないため、室内での開封は絶対に避けてください。

Q2:賞味期限が切れるとさらに臭くなりますか?
A2:シュールストレミングは缶の中でも発酵が進行し続けるため、時間が経つほど身がドロドロに溶けて液状化し、ガスの圧力と臭気成分がさらに増大します。発酵が進みすぎると缶が破裂する危険が高まるため、保管時は必ず冷蔵保存(4℃以下)を守る必要があります。

Q3:日本国内で合法的に購入・輸入することはできますか?
A3:大手ECサイトや輸入食品取扱店を通じて日本国内でも購入可能です。ただし、航空輸送が禁止されている関係上、スウェーデンからの輸入は温度管理された船便に限られるため、流通量は限られており価格も比較的高値で推移しています。

まとめ:強烈な匂いの奥にある北欧の食文化と正しい知識

世界一臭い缶詰として知られるシュールストレミングは、生ゴミや腐敗臭に例えられる強烈な悪臭と、アラバスター測定値8,070 Auという圧倒的な破壊力を持っています。その一方で、厳しい冬を乗り切るために編み出された北欧スウェーデンの貴重な知恵と伝統が詰まった発酵食品でもあります。

もし挑戦する機会があるならば、「屋外のバケツの水中で開ける」「衣服の防護を徹底する」「具材と一緒に薄焼きパンで包んで食べる」という鉄則を必ず守り、安全かつ正しくその未知なる風味を体験してみてください。 (出典: シュール ストレミング どんな 匂い(Yahoo!ニュース)

シュール ストレミング どんな 匂い
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